RABC

[RABC指導法とは]

RABC IS...

RABC指導法とは

リズムに乗って自分の意思で
からだ全体をコントロールする

Joyboyでは、独自で考案した「RABC(ラビック)」という指導法に沿って健康づくりをすすめています。「RABC」はRhythm All Body Control(リズム・オール・ボディ・コントロール)の頭文字をとった名称。リズムに乗ってからだ全体を自分の意思でコントロールできるようになる指導法です。

RABIC teaching method[Rhythm All Body Control]

Philosophy

RABC指導方法までの歩み

始まりは1997年、
ヒップホップダンスを通じて夢を実現

Joyboyのはじまりは1997年に「黒人リズムが夢の力を引き出す」という理念をもとに集まったグループです。ヒップホップというダンススタイルをいち早く取り入れた当時、ヒップホップはそのイメージから福祉関係で敬遠されがちでした。最初は困難な道のりでしたがヒップホップダンスの可能性を信じて、同じ目的を持った12名のレッスンメンバーとともに乗り越え活動してきました。その後、ヒップホップやダンスの音楽を教育に取り入れることが、身体や精神、技術、健康に効果的であることが示され、現在では学校の体育授業に組み入れられています。
現在、多くの方にご理解いただき、に養護学校生徒や特殊学級生徒も加わり、たくさんのレッスンメンバーが在籍しています。
メンバーは知的障害を抱えた方から合併症で肢体不自由のある方までさまざまな障害をもっていますが、レッスンの目的は同じです。メニューや指導方法は各メンバーに合わせて行われるため、さまざまな方に安心して参加していただけます。

指導概念

Joyboyは、「夢」を実現するための指導概念を持っています。「夢」というのは、心から湧き上がる想い、願いです。
わたしたちの目的は、皆さんが自分の想いがかなうことで喜びを感じられるようサポートすることです。
具体的には下記の通りです。

STEP 1

知的障害者は、通常使っている体の部分と使っていない部分がはっきりと分かれているため、体のバランスが崩れやすい傾向があります。そのまま続けていると日常生活のタスクも困難になっていきます。そのため、最初にバランスを整え、下図の流れをたどり、STEP 2に進みます。

STEP 2

STEP 1で身体作りができると、姿勢も改善されます。これにより、以前は姿勢不良で活動不良だった臓器が活性化し、食欲も向上します。さらに発汗や利尿作用も活発になり、不快感が軽くなり、精神的安定も望めます。
※効果は個人差があります。

STEP 3

精神(心)の安定が良ければ、余裕が生まれ、さまざまなことへの意欲も高まります。
興味や楽しみを持つことで、日常の仕事にもポジティブな影響を与えます。
指導者と障害児・者の間の信頼関係が築けば、心の支えが得られます。心の支えがあることで、新しいことへの挑戦や困難なことに立ち向かう勇気も芽生えます。

指導方法

「RABC法に基づくダンスレッスン」をおこないます。極力負担(ストレス)を抑えるため、ボディーボールや音楽を指導に取り入れています。まずは準備運動やストレッチをこなし、簡単なステップからスタートします。
徐々にステップを進化させ、リズムを変えたり、上半身と下半身の動きを合わせたり、手足で異なる動きをするなど、ダンスを通じて意識を広げていきます。

RABCの主だった効果

これらの手順を実行することで、最大限の効果が得られます。
当然、効果は障害の程度や能力によって異なりますが、発汗作用が強くなることはすべての人に当てはまります。
運動をすることで必然的に発汗作用が促され、適切な運動量を行っていない人の頻尿や重度の障害も改善されます。
また、運動によって使っていなかった筋肉や神経を刺激することで体力が向上し、免疫力が向上します。四肢に麻痺などの障害がある人の場合、正常な部分も影響を受けますが、運動をすることで麻痺のない部分が正常に戻り、麻痺のある部分の機能も改善されます。指導者が支援者の精神的な「支え」になることで、勇気が芽生え、苦手なことも乗り越えられます。
これにより、人として強く、自信も増し、より褒められるようになります。さらに、多くの苦難を乗り越え、夢の舞台に立つことで心が高揚し、多くの人から賞賛されることで新たな意欲が芽生えます。

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